Regional Sportsの久永です。
初めてRegional Sportsを名乗りました(笑)。
というのも、Regional Sportsというよりも「かとすいトライアスロンスイム小岩」での関りが殆どだからです。
中核部分に関しては殆どタッチしておらず、お勉強させていただいているイメージです。
ただし、メンバーの情熱や行動、考え方に刺激を受けている状態ですが、これが意外や結構心地よいと感じます。
私自身が常に学び続けたいからだと思っていますし、上記のような影響が生きる実感に繋がっているからだと考えています。
さて、私が高校生の時に出会った本ですが、安部公房の「砂の女」というものがあります。
この本の中での学びですが、殆どの人が「壁」を越えていこうとしますが、「壁」に絵を描いて「遊ぶ」という考えもあるのだと知りました。
当時高校生だった私は、上記の考えにビビビっときて、様々な物事(=壁)に取り組む際の軸のようなものとなり、また現在、Regional Sportsに在籍している理由なのかもしれません。
つまり「遊ぶ」を持って物事(=壁)に取り組むのが私の信条の一つなのです。
現在のRegional Sportsの筆頭プロジェクトでもある「かとすいトライアスロンスイム小岩」でのレッスンにおいても「遊ぶ」をもって行うようにしています。
練習メニューの作成では参加者の顔を思い浮かべながら「これは辛そうだけどやってみよう」、「これは楽しそう」という「遊ぶ」をもって決めるようにしています。
「楽しそう」
「挑戦してみよう」
「失敗してもよい」
「遊んでみよう」
といったような感覚です。
テクニック系のコーチと思われることが多いですが、最終判断は面白くなるかでメニューを選択しています。
なお一見厳しい練習でも「遊ぶ」をもってレッスンを行っており、レッスンに参加する皆様に、その思いが伝わればよいなと実は常に日ごろ思っています。
とあるお客様からは、
「久永コーチからは逃げれないので、毎回顔を思い浮かべながらしぶしぶレッスンにきています」
とニコニコ言われたことがあります。
私のレッスンはきつい練習でもお客様が逃げられないことが多い(笑)のですが、それでもレッスンにきてくれているお客様はご自分で「遊ぶ」を見つけて取り組んでいるのだなと感じました。
もちろん水泳が速くなる、上手になるというモチベーションもあるかもしれませんが、それだけではない楽しみ方や「遊ぶ」があるのだと思っています。
また、お客様の名前を使ったオギノ・シオタニスペシャルというテクニック練習を「遊ぶ」で作ってみましたが、これが結構効果的で驚きました。
「遊ぶ」から得られた技術の一つです。
さてさて、Regional Sportsとしての「遊ぶ」とはなんだろう??と思われた方はいらっしゃいますでしょうか?
他のRegional Sportsのメンバーからも「遊ぶ」のにおいがプンプンしますので、今後のRegional Sportsの活動を体験いただけたら、きっと「遊ぶ」を感じることができるのではと思っています。
さぁ遊びにいきましょう!